V4のCover機能について 2025.01.06
セルフカバーという言葉がありますが、それは和製英語だそうです。CoverとかRemixという言葉がありますが、SunoAiのCover機能は、やはりセルフカバーだなと思ってしまいます。
歌詞のある曲とインストゥルメンタル曲について、かなりの数のCover曲を作成してみました。その結果について個人的な感想を述べたいと思います。まだベータ版なのでこれから改善されることとは思いますが、現時点現バージョンでの感想です。
曲は短くなる
すべての曲が短くなりました。3分から4分程度の曲では、30秒以上短くなることも多いです。
V4のデメリットを改善できるかもしれない
SunoAiは、指示した通りに曲を作ってくれず、勝手にアレンジすることがとても多いです。特にV3、V3.5、V4とそのような傾向が強くなってきたかなと思います。コーラスと指示した箇所あるいはそれ以降の部分をリピートすることが数多くあるのが一例です。Coverソングを作るとそれらが消えて元の指示通りに歌ってくれる場合があります。
V4になって、インストゥルメンタル曲について気が付いたことがあります。それは、音飛びです。気が付いた限りではV4だけが顕著かなと思いました。Cover曲にするとそれが改善されることがあります。インストゥルメンタル曲では、幸いなことに、歌詞有りの曲よりアレンジの度合いが大きくないので使いやすいかなと思います。
※注/
2024年11月に公開された、10~30秒間編曲できる機能は、現在正常動作していません。
2025.01.06
ノイズ低減
V4になってから、曲の終わり部分に入るノイズがとても少なくなりました。V3とV3.5では、曲の終わりにノイズが入ることが多かったです。また、インストゥルメンタル曲では、楽器によってはずっとノイズが入り続けることがあったり、当該楽器の演奏終了近辺からハウリングに似たノイズが入ることがあります。Cover曲にするとその辺が改善されることがあります。
歌詞の歌い間違いが修正される
V1の頃は、日本語歌詞の歌い間違いが多く、時々全曲ひらがなにすることもありました。括弧書きで読みを付けるとうまくいくこともあれば、変なアレンジになることがありました。AIは、進化し続けますので、SunoAiも同様で、バージョンが上がるごとに歌詞の歌い間違いが少なくなってきました。古いバージョンで作成した曲をCoverすると歌い間違いや聞き取りづらい歌い方が修正されることがあります。
また、全く同様の歌詞を使用してもボーカルによって読みが変わることがありますので注意が必要なところかなと思います。
終わりに
Coverの機能は、1つの曲についてたくさん試してみた方が良いと思います。余談ですが、あるYoutuberの方は、まず、作曲時に同じ設定で100曲作ってから、お気に入りを選んで曲を完成させていました。その位の数をこなさないといい曲ができないのかなと思いました。